新生活

この年まで新しい年が始まったからといって特に気に留めたことはない。気に留める前に時間のほうでどんどん過ぎていったようです。今は母との二人暮らしだからずいぶんさびしくなったものだと思う。社会から取り残されているような気がしないでもない。それでも老後には老後の生活があるのだと思っている。若い人のまねをすると自滅する恐れがあると警戒している。

こういう風だからかえって一日一日を大切にしようとの気持ちになっている。友人の葬式の話も耳にするのでそれも他人事ではない。こんな状況で新生活に期することはまず母の健康であろう。