古い本ながら「大菩薩峠」

お題「一気読みした本」

関東・甲信越も梅雨入りしましたね。今日は1日曇り空。庭のアジサイは色よくブルーのアジサイ色に染まりました。これで完成ですね。うちの庭はアジサイには適しているのでしょうね。大体元気に咲きます。

今週のお題は「一気読みした本」です。私は読解力のあるほうではない。どちらかといえば文盲のほうだろう。今はそれほどでもないが、若いころは読書は結構したほうだ。周囲の環境が「本はいい」という環境だったからだ。吉川英治という人に代表されるような大衆小説というのは、だれが読んでも面白いと思うだろう。戦前の小説で「丹下左膳」という本があった。この本などはその年の一番売れた本に上がっている。

私も例外ではないが、「丹下左膳」は読んだことがない。私は中里介山の「大菩薩峠」を非常に面白く思った。文庫本で24冊ぐらいある、それを全部読んだのだから、まさに「一気読みした本」といいたいのである。

大菩薩峠を読む人はいないだろうが、戦後の作家安岡章太郎氏もこの「大菩薩峠」に愛着を持っていたようだ、そういうエッセイがあったように思う。暇があったら再度読み返してみたいと思いますね、本も本棚にしまってある。