玉鷲初V!

13日から両国国技館で開かれていた大相撲初場所は、27日千秋楽を迎え、関脇の玉鷲が13勝2敗で初優勝を飾りました。

今場所は横綱稀勢の里の引退、鶴竜の休場、全勝街道を進んでいた白鵬も14日目から休場と、千秋楽では横綱不在の場所になってしまいました。力も拮抗していて勝ち越しすれすれといった成績が多かったように思います。その中で関脇の玉鷲が好調で13勝2敗の好成績で初Vを成し遂げました。先場所優勝した関脇の貴景勝も好調で、連続優勝なるかと思いましたが、玉鷲勝利の女神は微笑みました。

千秋楽の玉鷲と遠藤の一番は、この一番に優勝が懸かっていたので、玉鷲の気迫がちでしたね。立って突き放し相手の頭が下がって前のめりになったところを突き落とした。

玉鷲はモンゴル出身で、片男波部屋。モンゴル出身の力士では7人目の快挙である。しかも34歳2か月での栄冠である。

上位成績は横綱白鵬10勝4敗1休、横綱鶴竜2勝4敗9休、横綱稀勢の里4敗ののち引退、大関高安9勝6敗、大関豪栄道9勝6敗、大関栃ノ心0勝5敗10休、関脇玉鷲13勝2敗、関脇貴景勝11勝4敗、小結御嶽海8勝4敗3休、小結妙義龍5勝10敗でした。

三賞は殊勲賞が玉鷲、御嶽海。敢闘賞が玉鷲、技能賞が貴景勝