4月1日から始まる「デジタル教科書」の導入とは?

今日は2月21日、東京は晴れです。気温は12度。寒さもだいぶ和らいできました。梅の便りも聞かれますね。

2019年4月1日から、学校教育で「デジタル教科書」というものの導入が、2018年5月25日の参院本会議で可決されました。どんな風に学校の授業が変わるのか興味があるのでまとめてみました。

《デジタル教科書の導入》
現状は紙の教科書を使用する
2019年4月から小中高校の授業の一部でデジタル教科書を併用可能
デジタル教科書とは検定済教科書を電子データにしたもの、その利用にはタブレットなどの電子端末が必要。学校での貸与または持参で用意する。
視覚障害発達障害など紙の教科書を通じた勉強方法が困難な生徒は全ての授業でデジタル教科書を使用可能。

耳が聞こえない、視力が弱いなどといった身体障碍者には、朗報ですね。また一般の生徒にとっても「語学」などを勉強する際に「発音・抑揚」なども音声で読み上げてもらえるので、とても便利です。電子教科書を利用するためには、タブレットなどの端末が必要ですが、その普及率は生徒33人に1台といった程度だそうですが、「電子教科書の導入」によって飛躍的に増大するでしょう。