大相撲春場所が、24日千秋楽を迎え、横綱白鵬が3場所ぶり42回目の優勝を果たしましたね。しかも全勝優勝という快挙です。おめでとうございます。
千秋楽結びの一番は白鳳と鶴竜の対決。両者ともに力を出し切った大相撲でした。白鵬は鶴竜を左四つで組み止め、組み替えあう攻防の末、右四つからの下手投げで鶴竜を降しました。貴景勝と栃ノ心の一番もファン注目の取り組みでした。両者ともに大関の地位がかかっている。栃ノ心は負ければ大関陥落、貴景勝は勝てば大関昇進が確実になる。貴景勝の立ち合いが勝っていました。立ち合いの少し遅れた栃ノ心を一気に土俵の外へ押し出しました。栃ノ心は大関陥落です。
上位の成績は横綱白鵬が全勝、横綱鶴竜10勝5敗、大関豪栄道12勝3敗、大関高安10勝5敗、大関栃ノ心7勝8敗、関脇貴景勝10勝5敗、関脇玉鷲5勝10敗、小結御嶽海7勝8敗、小結北勝富士7勝8敗でした。
三賞は殊勲賞が14勝1敗の好成績を上げた平幕の逸ノ（2回目）、敢闘賞は平幕で12勝を挙げた碧山（3回目）、技能賞は関脇貴景勝（2場所連続2回目）でした。
