5月15日は「沖縄本土復帰記念日」

今日は5月15日。「沖縄本土復帰記念日」ですね。

1971年(昭和46年)6月17日に宇宙中継によって東京とワシントンで結ばれた「沖縄返還協定」が、1972年(昭和47年)5月15日午前零時をもって発効した日なのです。今年で47年目を迎えます。いろいろ問題はありますが、「本土復帰」が実現しておめでたい日だと思います。本土の人々の「沖縄」に対する関心は日ごとに強まっていると思います。そこで沖縄の「お米」の話を書きます。

我が国の「お米の生産高」トップは新潟県です年間611700トン生産しています。これに対して沖縄県は2170トンです。どうしてこんなに少ないのでしょう。疑問を持っている人はたくさんいます。

お米はもともと暖かい地方の作物なので、沖縄も以前はお米をたくさん作っていました。しかし、本土復帰以前の沖縄では外国から安いお米が自由に輸入されたので、お米では生活できなくなったのです。それに稲作は大量の水を必要とするため、かんばつ(長い間雨がふらないこと)がひんぱんにあり、大きい川もないので水不足に悩まされた。このような事情で、多くの農家が稲作からサトウキビの生産へと切り替えを行ったのです。沖縄県はサトウキビの生産では、683100トンで全国1位です。