おばあちゃん

五月の第2日曜日が母の日ですね。母は高齢なので私も介護に忙しい毎日を送っています。母親ぐらいの年になると耳が遠くなる、目が見えなくなる、腰が曲がってくるなどの症状があるのが普通ですが、私の母は耳は普通に聞こえる、目はテレビを見ると疲れるようになったといっているだけで新聞などもよく読む。私のほうが母親から新しいニュースを聞いたりしている。腰は少し前かがみになっているが目立つほどではない。結構立派な老後を送っている。

外に出るときは私が付き添っているが、周りを見ると単身出歩いているおばあちゃんを見かける。意思の権化みたいな顔をしている。立派なものだと思う。道も舗装されているので歩きやすいせいもあるだろう。私の母親のように付き添いがいるおばあちゃんを見ることのほうが少ない。こういうおばあちゃんは「老い」を寄せ付けないようにしているのだろう。人さまざまである。