アイスクリームの始まり

アイスクリームがおいしい季節になりました。どんな歴史があるのでしょう。

氷雪の利用は食品を保存するためでした。それを冬に保存して夏に食べるようになりました。特に暑い土地へ遠征する兵士の士気を鼓舞するために氷雪もたくさん必要だったのでしょう。それがだんだん嗜好品として利用されるようになったのはローマの英雄ジュリアスシーザーに始まるそうです。シーザーは乳や蜜、ワインなどを混ぜあわせ冷やして飲んでいたのです。家臣もそれに従ったでしょう。そしてアラブ、古代ギリシャ、中国に伝わり人々の愛好するものとなったのです。

日本人のアイスクリームとの出会いは江戸末期のことで幕府が派遣した使節団がアメリカで食べたのが最初だといわれています。そして明治2年日本最初のアイスクリームが横浜で作られています。