憧れは若さの秘訣

「木曽のナァー なかのりさん 木曽のおんたけ ナンチャラホーイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ」という木曽節で記憶している御嶽山が9月26日大噴火をし死者50人に及ぶ戦後最悪の火山被害を起こしました。秋の紅葉を楽しもうと山を訪れた人々にはとんでもない災難でした。山というものは恐ろしいものですね。改めて実感します。お悔やみ申し上げます。

「憧れのあの人」は誰でもたくさんいるでしょう。子供のころは同じクラスの男の子女の子、あるいは廊下ですれ違った隣のクラスの子、いろんな科目の先生など。雲の上を歩くみたいなふわふわした気持ちになり勉強などする気持ちになれない。あるいは先生をもっとまじかにみたいと普段しない質問を作って先生に近づいたりする、いろいろと知恵を働かすようになる。子供のころはこんな感じ。

高校生になると自分の将来を考えるようになるから、憧れも本格的になる。しかし一流の人になるのは難しいことを知り「普通」の良さを知るようになると同時に「憧れ」も失われていく。

今は世代交代も済んで我々の世代は第一線からは皆退いている。いろんな所を訪れて接する人々はみな私よりは年下になっている。そういう人々に接していて、働く姿を見るのはとてもいいしその姿に「憧れの気持」が芽生えてくる。