今日は1月23日、東京は晴れです。昨日からの雪で一面の銀世界です。20センチも積もりました。4年ぶりのことだそうです。
庭の椿が花開きました。まだ一輪だけですが。椿は耐寒性がありますね。それに強い生命力を感じます。「つばき」の名の由来は、この花よりも「葉」の美しさからきているといいますね。花も美しいですがね。椿の葉はつやがあっていつも緑です。そして「堅い」です。私はいつもとがっているように感じます。手のひらを切ってしまいそうにも感じます。昔の人はこの「葉」に注目していたのですね。花の美しさももっと見てほしいですね。
日本の古代の歌集「万葉集」に椿を歌った大伴家持の歌があります。
「奥山の八峯(やつを)の椿つばらかに、今日は暮らさね、大夫(ますらを)のとも」
意味は、宴会の席での歌で、今日は心ゆくまで楽しい一日を過ごしてください、ますらおたち。
※つばらかに=十分に
