日本の国石は翡翠なのか水晶なのか?

お題「最近知った言葉」

今日は1月31日、水曜日です。先日は新年会がありました。大学時代の集まりです。結構盛況でした。50名ぐらいが集まりました。大学にもなると結構いろんなことを心得ていて、集まりも良好ですね。

今週の私の選んだお題は「最近知った言葉」です。「国石」という言葉です。「国花」は桜、「国鳥」は雉、は知ってましたが、「国石」という言葉は知りませんでした。しかし言われてイメージするのは「水晶」でした。ところが最近では「翡翠」だといわれています。これは、日本鉱物科学会は社団法人化の記念事業の一環として,日本の石すなわち「国石」の選定事業を進めてきましたが,2016年9月24日の総会で「ひすい (ひすい輝石およびひすい輝石岩)」を国石として選定したことによるものです。しかし中国の国石は「翡翠」なので、「翡翠」だと中国と同じことになりますね。「翡翠」にしても「水晶」にしても日本では古代から装飾品として用いられてきました。どちらも「国石」としてふさわしいものですが、どちらか一つにしてほしいですね。

因みに、韓国の「国石」は「アワビ真珠」や「紫水晶」です。米国は「サファイア」、ロシアは「ガーネット」です。