2月11日は「建国記念日」

今日は2月11日日、「建国記念日」で祝日ですね。

我が国の誕生は、神武天皇奈良県橿原宮で即位された紀元前660年の2月11日である。以来2679年の歴史がある。このように「国」が連綿として続いていることは、喜ばしいことだと思います。

最近気になることの一つに「知らない国」の名前がよく出てくることがある。これらの国は「世界史の変転」の中で新しく誕生した国なのですね。そこでソビエト連邦の崩壊によって代表されるような「国の崩壊」によって、どんな国が誕生しているのかを、まとめてみました。

《戦後の主な崩壊した国々》
ソビエト社会主義共和国連邦(1922-1991)
1917年のロシア革命によって誕生しt国ですが、最後のソ連ゴルバチョフ大統領の改革「ペレストロイカ」の失敗により、1991年に崩壊しました。その結果、15の国に分かれました。
ロシア
ベラルーシ
ウズベキスタン
トルクメニスタン
タジキスタン
アゼルバイジャン
アルメニア
グルジア
カザフスタン
キルギスタン
エストニア
モルドバ
ラトビア
リトアニア

南ベトナム (1945-1976)せ
南ベトナム第二次世界大戦での日本の降伏によって誕生しましたが、短い歴史の中で何度も名前を変えています。現在のベトナム社会主義国家ですが、南ベトナムは「反共産主義国家」でした。社会主義と資本主義の戦いの中で生まれ、戦いの中で今のベトナムに「吸収」されました。2019年2月27・28日の両日に米朝首脳会談が首都ハノイで開催されることが決まりましたね。なぜ資本主義のアメリカが社会主義国での開催を選んだのか、これは北朝鮮の意向を優先させたからでしょうね。北朝鮮ベトナムは以前から関係が深いです。

ユーゴスラビア連邦共和国(1992-2003)
ユーゴスラビア社会主義連合共和国が崩壊して、1992年に誕生した国ですが、誕生後も「戦争状態」が続きました。この国の歴史は「戦争の歴史」です。崩壊後は
セルビア
モンテネグロ、の二つの国に分かれました。

アラブ連合共和国(1958-1961)
エジプトとシリアが合併してできた国。アラブ世界の統一を目的としたが、連合によってエジプトとシリアはかえって対立。わずか3年で崩壊。その後はエジプト1国だけでこの国名を名乗り続けるが、1970年のナセルの死以降正式にこの国の名前はなくなる。