今日は「穀雨」

今日は4月20日、東京は晴れでした。気温は18度。

今日は暦の上では二十四節季の「穀雨」にあたります。私にはあまりなじみはないが、農家の人には大事な日ですね。なぜなら、農家では田植えも一段落して、あとは水田に植えたお米の苗に「恵みの雨」が降ってくれるのを待っているからです。その年の収穫量はこの「雨」にかかっている。だから「穀雨」の名前があるのですね。5月6日の「立夏」までどのくらい雨の日があるでしょうか、ゴールデンウィークを挟んでいるのであまり雨は降ってほしくないですが。

穀雨の時期は春も本番となり、過ごしやすい時期になります。部屋着を着なくてもいられる。ストーブもつけない。靴下も脱いでいたほうが気持ちがいい。冬の寒さがうそのようです。

中国ではこの「穀雨」の花として「牡丹」が人気がある。日本では「牡丹」は「牡丹灯籠」や「唐獅子牡丹」といった言葉で記憶されていますが、べつに「穀雨の花」と思われてはいない。「穀雨」は暦の大事な日なのだから、日本でも「穀雨を代表する花」があったらいいなと思いますね。