御嶽海2度目のV!

大相撲9月場所が22日千秋楽を迎えました。関脇御嶽海が12勝3敗の成績で2度目の優勝を勝ち取りました。おめでとうございます。

今場所も横綱不在、大関高安の休場と少し寂しい場所になりました。優勝争いも最後までもつれました。結果は、関脇御嶽海と関脇貴景勝が12勝3敗で並び、優勝決定戦で決着をつけることになりました。貴景勝は今場所はカド番でしたが、12勝を挙げたので来場所は大関。気をよくしているはずでした。

優勝決定戦は、御嶽海の鋭い出足と月が勝りました。貴景勝は立ち合いに少し迷いがあったのか遅れました。御嶽海は回数の多い月で一気に貴景勝を突き出しました。元気いっぱいといった感じでした。

今場所はちょっとしたハプニングがありましたね。6日目の大関豪栄道と前頭2枚目朝乃山の一番で行司が土俵から転落しましたね。力士に当たったのではなく、土俵の俵に躓いて転落したように思いました。めづらしいことですね、過去にこのような例があったのか調べてみました。37代木村庄之助が庄三郎時代の平成27年(2015年)初場所四日目、大関把瑠都に送り倒された小結若荒雄にぶつかって土俵下に転落という例がありました。

今場所の上位の成績は、横綱白鵬0勝2敗13休、横綱鶴竜4勝4敗7休、大関豪栄道10勝5敗、大関栃ノ心6勝9敗、大関高安全休、関脇御嶽海12勝3敗、関脇貴景勝12勝3敗、小結遠藤8勝7敗、小結阿炎9勝6敗でした。

三賞は殊勲賞が関脇御嶽海(5回目)、前頭2枚目朝乃山(2回目)、敢闘賞が前頭8枚目の隠岐の海(4回目)、新入幕の剣翔(初)、技能賞は該当者なしでした。