今日は「古典の日」

今日から11月ですね。明日ラクビーW杯決勝があります。イングランドVS南アフリカですね。優勝経験はイングランドが1回、南アフリカが2回、力は拮抗していますね。

今日11月1日は「古典の日」です。知ってましたか? 私は初めて知りました。しかしあってほしい「記念日」です。

成立の由来は、紫式部日記の寛弘5年11月1日(1008年12月1日)の記述に、源氏物語の作者紫式部に対して、藤原公任が「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」(そういえば、このあたりに若紫の姫君がいらっしゃるのでは)と語りかけたとある。「若紫」とは源氏物語の登場人物であることから、この記述は日本を代表する古典文学である源氏物語が歴史上はじめて記録されたものである」との認識から、この日を「古典の日」としようとの動きが起こり、2012年(平成24年)、福田康夫元首相を会長とする超党派の「古典の日」推進議員連盟が3月に発足し、本格的に法制化へ動き出した。古典の日を祝日ではなく、国の制定する記念日とする法案が8月に議員立法で提出され、9月に施行された。

源氏物語は私も読んだことがある。与謝野晶子訳の「源氏物語」である。源氏物語の登場人物では「浮舟」という女性が有名であるが、わたしは「紫の上」のファンである。なぜかというと、彼女は周囲の助けを受けながら「宮中の諸行事」を一通り成し遂げる、その可憐な姿に共感するのである。