2020東京オリンピックの聖火リレースタート!

今日は3月13日、東京は雲の多い晴れの日です。気温は18度。

12日、東京オリンピックの聖火の採火式がギリシャオリンピアで行われました。いよいよ聖火が日本に向かって動き始めました。

式典には、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長や東京大会の組織委員会遠藤利明会長代行などが出席。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、採火式には観客を入れず報道陣も大幅に減らして行われました。

聖火の採火は、古代ギリシャの全能の神ゼウスの妻で、最も位の高い女神「ヘラ」を祭る「ヘラ神殿」で行われます。古代の衣装に身を包んだみこにふんした女性たちが向かい、神殿の前にある祭壇跡でギリシャ神話に登場する太陽神、アポロンに呼びかけ、凹面鏡を使って太陽光を集めて聖火を採りました。

採火された聖火は、オリンピアアテネを含む31の都市、15の古代遺跡を通り、600人の聖火ランナーが順次引き継いでおよそ3500キロメートルを走ります。第1走者は、ギリシャ人でリオデジャネイロオリンピック射撃の金メダリスト、アンナ・コラカキ選手。第2走者でアテネオリンピック女子マラソンの金メダリスト野口みずきさんが務めました。

そして、今月19日にアテネで開催都市の東京に引き継がれ、20日に日本に到着する予定です。

日本国内での聖火リレーは今月26日に福島県からスタートし、およそ4か月をかけて全国各地を巡る。