横綱白鵬、44回目のV!

今日は3月23日、東京は曇りです。気温は16度。

大阪府立体育館で開かれていた大相撲3月場所は、22日、千秋楽を迎え、横綱白鵬が13勝2敗で、2場所ぶり44回目の優勝を果たしました。おめでとうございます。

今場所は新型コロナウィルスの世界的な蔓延により、無観客という観客を入れない異例の場所になりました。寂しい感じもしましたが、力士の取り組みの勢いにはあまり影響は見られませんでした。

相撲協会には700人の力士がいるそうですが、場所中一人の感染者も出なかったそうです。

今場所は両横綱が最後まで優勝争いに残り、千秋楽の結びの一番は12勝2敗同士の横綱同士の相星決戦。結果は白鵬が寄り切りで鶴竜を破りました。白鵬は35歳0か月ですが、衰えを感じさせません。

大関昇進の期待がかかっていた関脇の朝乃山は、11勝4敗の成績でした。大関昇進の目安となる「直近3場所の成績が33勝」には届きませんでしたが、「内容がいい、右四つのいい形がある。申し分ない。安定感がある」と審判部長代理の境川親方が述べているので、来場所の大関昇進は確実なようです。

上位の成績は

横綱 白鵬13勝2敗
大関 貴景勝7勝8敗
関脇 朝乃山11勝4敗
小結 北勝富士4勝11敗

西

横綱 鶴竜12勝3敗
関脇 正代8勝7敗
小結 遠藤7勝8敗

三賞は、殊勲賞が西前頭五枚目 阿武咲(9勝6敗)。敢闘賞は、東前頭九枚目 隆の勝(12勝3敗)。技能賞は、西前頭十三枚目 碧山(11勝4敗)。