探査機「はやぶさ2」のカプセル地球に帰還!

今日は12月6日、東京は曇りです。気温は9度。


探査機「はやぶさ2」のカプセルは日本時間の午前2時半前にオーストラリアの上空で長い尾を引いた流れ星のような火球として観測され、地球に帰還したことが確認されました。

カプセルはパラシュートを開いてオーストラリア南部の砂漠地帯に着地し、現地に入っていたチームが回収したということです。そして、カプセルは現地に設けられた本部に輸送され、ガスの分析などが行われたあと、飛行機で日本に運ばれて専用の施設の中で開封されることになっています。

6年間にわたっておよそ50億キロを飛行した小惑星リュウグウ」の探査はこれで終わりましたが、「はやぶさ2」の本体は燃料が多く残っていることから、新たなミッションに向かっていて、別の小惑星に11年後に到着し、探査を行うことになっています。

この快挙をは萩生田文科相は「わが国の技術力 内外に示すことにつながる快挙」と絶賛しています。