本の紹介

今日は1月17日、東京は曇りです。気温は8度。

今回は本の紹介をします。

《紹介する本》

◎書 名:星座の起源
◎著 者:近藤 二郎
◎仕 様:A5判、400ページ
◎定 価:本体3,000円+税
◎配本日:2021年1月20日(水)
◎ISBN:978-4-416-52159-5

◎出版社:誠文堂新光社

《本の目次》

古代エジプトの暦と時/古代エジプト人の宇宙観/古代エジプトの星座/デンデラ神殿の天体図/天文学発祥の地・メソポタミア黄道十二宮の星座/北天の星座/南天の星座、黄道十二宮以外の星座/古代メソポアタミアの天体観測/古代メソポタミアからギリシア、アラビアへ/ヘレニズム時代の科学と天文学/特別対談-古代オリエントの星座を求めて/索引

現在、一般的な星座神話はギリシア神話にまつわる物語として広く知られていますが、人間が星座を作りだした起源は古代エジプト、古代メソポタミアにたどることができます。『星座の起源』では、天文学発祥の地といわれる古代メソポタミア古代エジプトで、すでに現代の星座に通じる原型が作られていたことを紹介し、黄道十二宮など、よく知られた星座の起源をたどります。星座を生み出した古代の人々の宇宙観や天体観測、やがて科学としての天文学へとつながっていく流れを紹介しています。

近日発売のほやほやの『新刊書』です。書籍愛好家の人はぜひ買っておきたい本ですね。