熊本県の阿蘇の「草千里(くさせんり)」で春の訪れを告げる「野焼き」

今日は2月27日、東京は晴れです。気温は19度。朝方は13度でしたが、だいぶ上がりました。天気予報の言う通り「春本番」、ですね。

春の訪れれを告げる「野焼き」といった行事がが、熊本県阿蘇山の観光名所「草千里(くさせんり)」で行われたそうです。26日の出来事です。火が入ると、たちまち勢い良く燃え上がり、周囲は黒煙に包まれました。集まった観光客は、デジカメでその光景を写真に収めていました。野焼きには県内外のボランティア130人余りが参加したそうです。

この野焼きという行事は一時阿蘇山では「中断」されていた。原因は、2010年に発生した口蹄疫の影響で放牧が難しくなったためです。16年に復活し今日に至っている。

「野焼き」は世界各地で行われている。英語では「: open burning/controlled burn)という。野外で葦などの植生や刈草、作物の栽培に伴う副産物である藁、籾殻、剪定枝などの作物残渣といったものを人為的に焼却することである。野外で葦などの植生や刈草、作物の栽培に伴う副産物である藁、籾殻、剪定枝などの作物残渣といったものを人為的に焼却することである。伝統的に雑草・病害虫を防ぐために必要であるとみなされてきた。

「草千里」は、阿蘇山の烏帽子(えぼし)岳と杵島(きじま)岳の間の標高1140mの地にある直径約1kmの二重火口跡で,低い火口壁に囲まれる。牛馬の放牧に利用。阿蘇の観光名所。

口蹄疫とは、家畜伝染病のひとつ。鯨偶蹄目(豚、牛、水牛、山羊、羊、鹿、猪、カモシカ、など蹄が偶数に割れている動物)およびハリネズミ、ゾウなどが感染する口蹄疫ウイルスによる感染症