知床船内捜索の作業船「海進」、網走港を出発

こんにちは、虫眼鏡です。

今日は5月18日、東京は晴れでした。気温は18度、湿度は78%です。

北海道の知床沖で起きた観光船沈没事故で、海底120メートルのところに沈んだ観光船の船内捜索に当たる潜水夫を乗せた作業船が、18日網走港を出発して現場に向かったそうです。いよいよ船内の「捜索」が始まりますね。

先月23日に起きたこの事故では、乗客26人のうち14人の死亡が確認されています。残る12人は行方不明です。もう1か月近くたつので「生存」はないでしょう。

水深120メートルの深い海での作業には特別な技術が必要です。「飽和潜水」というそうです。まず、加圧タンクに入り、水深120メートルの水圧に耐えるように体を慣らします。地下鉄の工事現場でもこういうことを行いますね。それから「飽和潜水」という特別な技術で、船内の捜索が始められます。3人の潜水夫により、19日午後から始まるそうです。2日間ほど捜索は行われ、そのあとは、「船の引き上げ」も予定されているそうです。