今日は7月3日、東京は晴れでした。気温は最高気温が33度、最低気温が24度。
待ちに待った「新紙幣」が今日から発行になるようです。
◎5千円札 樋口一葉→津田梅子
新紙幣の「顔」は以上の通りです。
20年ぶりとなる新しい「新紙幣」が、日銀から各金融機関への引き渡しが、3日の8時ごろから始まりました。今回は「1兆6千億円」の新紙幣が金融機関に引き渡されます。
お札を新しくする目的は、どんなところにあるのでしょう。
〇偽造防止
〇ユニバーサルデザインの向上
が主な目的です。
今回の新紙幣では、偽造防止としては、「すき入れ」(すかし)と「ホログラム」に最新の偽造防止技術を採用しています。
「すき入れ」は「すかし」ともいわれ、お札を光にかざすと肖像などが浮かび上がる技術です。今までのお札のすき入れは肖像のみですが、新しいお札では肖像の背景に小さな菱形の模様が連続的に入っています。これが偽造をより困難にしています。
「ホログラム」は今までの一万円札と五千円札にも採用されており、金属光沢があり、角度を変えることで違った模様が見える技術です。コピー機やプリンターなどでお札を印刷しても、この技術は反映されないので、偽造防止に有効です。
ユニバーサルデザインとしては、新しいお札では、立体的な肖像が左右に回転するデザインの「3Dホログラム」を採用し、一万円札、五千円札、千円札の3種類全てに貼ってあります。この技術が導入されたお札は、世界初となります。