林檎の「基礎知識」

今日は11月29日、東京は晴れでした。気温は最高気温が17度、最低気温が7度。天気予報通りグーッと寒くなりました。

兄弟からリンゴを送ってきました。これでリンゴは買わなくて済む。リンゴはミカンと同じように安いほうだ。安い時で99円だが、普通は150円ぐらいですね。

林檎の歴史を調べてみると、日本に昔からある果物ではない。日本では江戸末期~明治初期に、アメリカから伝わったりんごの苗木を栽培したのが始まりです。栽培に適した気候と考えられた津軽地方や北海道、長野県などに苗木が送られました。

林檎の種類としては、

〇ふじ

果肉はやや粗く硬めの食感で、果汁が極めて多く、蜜がたっぷり入っています。甘酸のバランスに優れた品種。

ジョナゴールド

アメリカで作られた品種で、ち密な果肉を持ちます。酸味があるため、ジュースなどの加工品にも利用されます。

〇玉林

黄緑色をしており、独特の香りがあります。果肉はやや硬く、果汁も多く甘みが強い品種です。

〇つがる

果皮は真っ赤で少し縞(しま)が入っています。硬めの果肉で果汁が多く、甘みも強い品種です。

陸奥(むつ)

大玉の品種で、袋をかけると紅色、袋をかけずに栽培すると黄緑色になります。芳香があり食味も良い品種ですが、加工にも向いています。

〇シナノスィート

つがるとふじの系統で、見た目はつがるに似て縞が入ります。甘みがあり果汁も多く、味の良い品種です。

林檎に含まれる栄養素はどんなものがあるのでしょう。

〇ビタミンC

体内でコラーゲンの生成に欠かせない物質です。骨や腱、血管、歯などを正常に保つほか、皮膚のメラニン色素を押さえ、日焼けによる炎症を防ぎます。また、鉄分の吸収を助ける働きも担っています。

〇食物繊維

腸内の善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。また、整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度を低下させる役割などがあります。

カリウム

腎臓でのナトリウムの再吸収を抑え、体外への排出を促すため、血圧を下げる効果が期待できます。塩分の摂取量を気にしている方は、積極的に摂取したい栄養素です。

私は今年の健康診断で、少し貧血気味だったので、鉄分のあるものをたくさん食べようと思っているが、鉄分をより効果的に吸収させるためには、それと一緒に食べるものにも注意を払わなければなりませんね。リンゴはその第一候補ですね。

カリウム