高齢者の一人暮らし

今日は3月26日、東京は晴れです。東京の桜も満開を迎えましたね。平年より10日早い満開になりました。昨年は近くの公園にお花見に行ってきましたが、今年は道端や近所の家の庭に咲いている桜を見て済まそうと思います。

両親がなくなり一人暮らしにもだいぶ慣れてきた。一人暮らしは初体験だが、年も年なので「寂しい」というよりは「観念している」といった感じです。

日本人の平均寿命は、2017年の調査だと男は80,75歳、女は86,99才です。あと20年ぐらいは生きなければならない。

一人暮らしをしていて思うことは、一人暮らしは不経済だと思いますね。風呂に入るのでもたった一人のために風呂を沸かす。3人で入れば風呂の電気代も3分の一で済む。

利点としては、気ままに暮らせる。精神的には同居者に気を使うということがないのでストレスはあまりたまらない。

こういう高齢者の一人暮らしが増えている。1980(昭和55)年には、男性が約19万人、女性が約69万人でした。高齢者人口に占める割合は男性4.3パーセント、女性11.2パーセントでした。2010(平成22)年には、男性が約139万人、女性が約341万人、高齢者人口に占める割合は男性11.1パーセント、女性20.3パーセントになります。

しかしこういう高齢者も社会と遮断した生活を送っているわけではない。2013(平成25)年には、60歳以上の人の61.0パーセントが何らかのグループ活動に参加したことがあるという結果が出ています。人間は社会的な生物ですから社会と遮断しては生きられませんね。