無人探査機「SLIM」再び通信確立し、地球との応答始まる

今日は4月25日、東京は晴れでした。気温は最高気温が25度、最低気温が13度。25度といえば「夏日」ですね、しかしまた寒暖の差が開きました。夜の寒さに気を付けましょう。

無人探査機「SLIM(スリム)」は、今年1月に「月面着陸」に成功しました。これは日本初の快挙でした。その後いろいろトラブルもありましたが、-170となる「月の夜」を3度にわたって経過しました。スリムはこのような厳しい月の夜を耐える設計にはなっていないのですが、通信が回復したところを見ると、無事に経過したようです。

マイナス170度では、人間はとても住めない。ロシアの刑務所で服役している囚人はマイナス20度ぐらいのところで働かされている。その8倍が「月の夜」なのです。

「月の昼」は何度ぐらいになるのでしょう。月の昼は100度以上になる。だから、温度差は300度ぐらいあることになる。とても人間は住めません。太陽からの距離は地球と同じくらいですが、環境は全然違いますね。どうしてでしょう、それは月には「水と空気」がないからなのです。もし月に「水」があったら、それを上手に利用して「人間の住める月」にできるでしょう。