夏の甲子園、明日決勝

今日は8月22日、東京は雨が降ったりやんだりの天気でした。最高気温は31度、最低気温は27度。

夏の甲子園はいよいよ大詰めを迎えました。明日23日14:00「決勝」が行われます。決勝まで進んできたのは、宮城の「仙台育英高校」。神奈川の「慶応高校」です。

仙台育英高校は「優勝」すれば昨年優勝しているので、連覇ですね。慶応高校は107年ぶりの「優勝」に成るそうです。このため決勝の組み合わせは仙台育英×慶応となりました。

見どころとしては、

 仙台育英打線は1番・橋本航河選手が6割近い打率をマーク。選球眼が良く、甘い球を逃さない。中軸の尾形樹人選手は打率4割超、本塁打2本と振れており、下位の鈴木拓斗選手も2本塁打を放ってチームトップタイの9打点を挙げている。

 投手陣は前回大会に続いて層が厚い。特に高橋煌稀投手、湯田統真投手の両右腕が安定。要所でギアを上げ、150キロ前後の直球で相手打線を封じる。

慶応は2年生エースの小宅雅己投手が準決勝で完封したが、118球を投げた。疲労からの回復具合によっては、準々決勝で5回2失点と粘投した2年生左腕・鈴木佳門投手の先発も考えられる。

 打線は本塁打こそ出ていないが、切れ目がない。1番・丸田湊斗選手は打率4割超。50メートル5秒9の俊足も生かし、果敢に次の塁を狙う。4番の加藤右悟選手は準々決勝で逆転の3点二塁打を放つなど勝負強さが光る。