8月15日は「終戦記念日」

今日は8月15日、東京は曇りでした。台風7号の影響で雨が降ったりやんだりでした。最高気温は32度、最低気温は26度。

「8月15日は終戦記念日ですね。今年で78回目を迎えました。遺族の方の平均年齢も70歳を超えているそうです。日本も戦争を知らない子供たちの時代になっていますが、「戦争の悲惨さ」を忘れずに次の世代に伝えなければならないと思います。

8月15日は、武道館で恒例の「戦没者慰霊式典」が行われました。岸田内閣総理大臣のあいさつの後、正午には参列者全員による「黙祷」が捧げられ、天皇陛下の「お言葉」もありました。

天皇陛下は始めに「さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします」と、戦争で亡くなった人々に対するお悔やみのお言葉を述べられました。そして、「私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」と、国の平和と「国民の幸福」を願われました。

その上で、「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります」と、結ばれました。