新型コロナウィルス、中東の自衛隊にも影響

今日は4月24日、東京は朝方は晴れていましたが、午後になって雲がかかり始めました。気温は17度。

海上自衛隊のP3C哨戒機の部隊は、アフリカ東部のジブチを拠点に海賊対策に当たっていて、ことしから、日本に関係する船の安全確保に必要な情報収集も行っています。

活動はおよそ3か月交代で、ことし1月に派遣された部隊の交代の時期が今着ています。しかし新型コロナウイルスの影響で、ジブチ政府が海外からの入国を厳しく制限していることから、交代要員の派遣ができなくなっているそうです。

このため防衛省は、機体の定期的な点検をする必要などのため、機体だけを入れ替えることにし、24日10時、哨戒機2機が青森県八戸航空基地から現地に向かって飛び立ったそうです。乗員のパイロットは、現地にある機体に乗り換えて今月29日に帰国するそうです。

新型コロナウィルスの世界的な蔓延は、自衛隊の中東地域での活動にも影響が現れていますね。