マングースとはどんな動物か?

今日は7月3日、東京は晴れです。最高気温32度、最低気温は24度。

先日「アマミノクロウサギ」のことを書きましたが、絶滅危惧種の動物です。天敵のマングースという動物が食料として食べてしまっているからです。このため保護団体では「マングース捕獲作戦」を実行し、漸く「アマミノクロウサギ」の増殖に成功しています。

マングースという動物は、外国の動物で、サトウキビなどのネズミなどの被害を人為的に防ぐために輸入されたものなのですが、それがかえって「アマミノクロウサギ」の天敵になってしまったのです。

マングースは「哺乳綱ネコ目マングース科に属する動物で、ミーアキャットやイタチなどの仲間です。もともと日本には生息しておらず、東南アジアや中央アジア一帯、アフリカ大陸など温暖な地域に分布していました。森林や草原、砂漠、都市部など多様な場所で暮らすことができますが、水が苦手なので水辺には近寄りません。大きさは、全長は20~60cm程度、体重は0.3~5kgと比較的軽量です」。

肉食ですから歯が発達しているのが驚異です。「歯列は門歯が上下6本、犬歯が上下2本、小臼歯が上顎6 - 8本・下顎4 - 8本、大臼歯が上顎4本・下顎2 - 4本で計34 - 40本」。驚きの「歯」ですね。