菅内閣、「緊急事態宣言」発令!

今日は1月8日、東京は晴れでした。気温は7度。


菅総理大臣は、政府の新型コロナウイルス対策本部で、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言を出しました。期間は、2月7日までとしています。

発動の理由について、菅総理大臣は「年末年始からの感染者数が極めて高く、東京では、2400人を上回るなど、全国的にさらに厳しい状況となっていて強い危機感を持っている。きょうの諮問委員会で、新型コロナウイルス感染症について、全国的かつ急速なまん延により国民生活と国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある事態が発生したと認められた」と述べています。さらに、菅総理大臣は「今回は、これまでの経験に基づき、効果のある対象に徹底的な対策を行うとともに、飲食店の営業時間短縮や、テレワークによる出勤の7割減、午後8時以降の外出自粛、イベントの人数制限の4点をパッケージで対策を行っていく。『Go Toトラベル』などについては、緊急事態宣言中は停止する扱いを継続する」としています。

緊急事態宣言は2度目ですね。前回は、2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に出され、4月16日に対象を全国に拡大しました。そして、5月14日に北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫の8つの都道府県を除く、39県で緊急事態宣言を解除しました。

今回の場合も、ほかの府県からも「緊急事態宣言」の発令要請が来ているようですね。全国拡大の恐れは十分にありそうです。

《追記》

菅総理大臣は、1月13日、大阪、兵庫、京都の関西3府県、愛知と岐阜の東海2県、それに福岡と栃木の合わせて7つの府県を対象に特別措置法に基づく緊急事態宣言を出しました。2月7日までの期間です。対象地域が拡大されました。

《追記2》

政府は2日、新型コロナウイルス感染症対応のため、11都府県を対象に7日までを期限に出している緊急事態宣言について、栃木県を解除し、10都府県で延長することを正式決定した。宣言延長に伴い、観光支援策「Go To トラベル」の全国停止や、外国人の新規入国を全面的に止める措置も.継続する。期間は3月7日まで。