作家堺屋太一氏逝去

今日は2月11日、「建国記念日」ですね。東京は曇りです。気温は4度。凍えるような寒さです。

作家の堺屋太一さんがお亡くなりになったそうです。私は「油断」の著者でお名前を知ってます。享年83歳。死因は多臓器不全ということです。ご冥福をお祈りします。

堺屋太一氏は大阪府出身の作家・評論家。東大経済学部卒業後通産省に入省。在職中の1975年に近未来の社会を描いた小説「油断!」で作家としてデビューをはたす。続いて発表した「団塊の世代」もベストセラーになる。歴史小説の分野にも才能を発揮し「峠の群像」「秀吉」など数多くります。1978年通産省退官。

多芸多才の人でした。人望もあったのでしょう、作家として活躍する傍ら大阪万博などの大イベントにも参画されました。政治家としても評価され平成10年から2年間経済企画庁長官も務められました。賞にも恵まれ、1991年第7回「正論大賞」、1998年「日本列島総不況」で新語・流行語大賞トップテン入賞、2000年日本文化デザイン賞受賞、2004年NHK放送文化賞、2012年 旭日大綬章幸運な人でした。