関東・甲信越で漸く梅雨明け

今日は7月29日、東京は猛暑日です。台風6号三重県に上陸し各地で大雨を降らせましたが、太平洋側を北上し、熱帯性低気圧となって東日本の東の海上に消えたようです。そして今日は朝から太陽のカンカンと照猛暑日です。気温は34度だから正確には真夏日ですが。

このような気象状況から、気象庁は午前11時「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と「関東・甲信越の梅雨明け宣言」をしました。長い梅雨でした、猛暑日ですが、もう8月の「日射し」をほのかに感じます。

関東甲信の梅雨明けは、平年と比べると8日、去年と比べると30日いずれも遅くなっています。これで、関東・甲信越と西日本はすべての地方で梅雨明けが発表されました。

今日の各地の気温は、午前11時半までの最高気温が、岩手県釜石市で35度7分、茨城県大子町で35度6分、兵庫県豊岡市で35度2分で猛暑日仙台市で34度4分、岐阜市で34度1分、京都市で33度4分、東京の都心で32度9分で真夏日、本格的な夏の気温ですね。

ずいぶん長い梅雨のような気がしましたが、これまで最も遅い梅雨明けはいつだったでしょうか、調べてみました。

関東甲信越の最も遅い梅雨明けは「1982年の8月4日」だそうです。8月までずれ込んだケースは過去63年の中で4回で、確率としては約6%、今年の梅雨明けは驚くほど遅いというわけではないのです。