78回目を迎えた「広島原爆の日」

今日は7月6日、東京は晴れです。晴れの空で夕立が降りました。台風は沖縄の徳之島の付近にいるそうですが、その影響でしょうね、この夕立のような雨は。最高気温は33度、最低気温は27度。

8月6日は「広島原爆の日」ですね。1945年8月15日、午前8:15分、日本の広島の上空で人類初の「核兵器爆弾」が使用されたのです。これによって「世界大戦」は急速に「終焉」に向かった。それでも世界大戦を続けるほど、人類は愚かではなかった。

今年で78回目を迎える「広島平和記念式典」には、内外からおよそ5万人の人の参列がありました。内閣総理大臣広島市長、アメリカやウクライナなどのおよそ110か国の大使、原爆で亡くなられた遺族の方々などが、「核兵器廃絶、核の平和利用の願いを胸に」、犠牲者の霊前に献花しました。

式典では、この1年に亡くなった人や死亡が確認された人、あわせて5320人の名前が書き加えられた33万9227人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められました。

今年の式典では、新型コロナウィルス対策のために除かれた一般の人の席も、設けられたそうです。先着何名という制限はありますが。

78回目を迎える「広島原爆の日」は、被爆者の高齢化も目立ちました。平均年齢85歳になるそうです。高齢化が進む被爆者たちの悲惨な体験や核兵器の廃絶を願う声をどのように未来へ伝えるかが課題ですね。