「釈迦」の一生を知る

今日は1月23日、東京は晴れでした。気温は最高気温が13度、最低気温が6度。年が改まって、春の気配を感じるようになりました。肌に触れる風にそう感じます。

日本人の大多数は、仏教徒である。しかし、仏教の元祖である「釈迦」についてはあまり知らないという人が多いと思う。今回釈迦の一生を知るサイトに出会わしたので、釈迦の生涯を調べてみた。

日本で歌人として有名な「西行法師」は、釈迦の崇拝者です。彼の命日の2月15日は「釈迦が入寂した日」。です。日本では歌人として有名で、現代に今でも残っている「山家集」という彼の歌集は、根本にこの釈迦の思想があるので、現代にまで残っているのでしょう。「西行」は釈迦の思想の実践者であることを、今回新たに知りました。

今から約2500年前、釈迦が生きていたころのインドで説かれていた代表的な人生観が「四住期」です。これは人間の一生を四つに分ける考え方です。これを釈迦の一生に当てはめると次のようになる。

第一期 16歳で結婚するまでが「学生期」

第二期 16歳で結婚して、29歳で家を出るまでが「家住期」

第三期 家を出た29歳から悟りを開く35歳までが「林住期」

第四期 35歳から入滅した80歳までが「遊行期」

となる。

家を出てから「悟り」を開くまでがわずか6年間。これは驚異だと思います。そして「遊行期」が45年間。この長い45年間は、「悟り」がただしかったからでしょう。

人間は一生かかっても「悟りに達しない」人がいるのに、わずか6年で「悟り」を開き、後はその実践。凡人の出来ることではないですね。

西行の有名な歌として、

「願わくば 花のもとにて春死なん その如月の望月の頃」

西行は釈迦の入寂の日に死んだのだから「極楽往生」したのだろう。