なおも人々を魅了する「ツタンカーメン」の名前

今日は2月28日、東京は晴れです。気温は16度。今日で2月もおしまいです。明日からは3月です。

古代エジプトの王様「ツタンカーメン」の名前は、いまだに人々を魅了させていますね。

ツタンカーメンの墓が発見されたのは1920年代。その時に王の副葬品の中から、「剣」は発見された。この「剣」はどのようにして王の墓に収められたのかと人々の創造を鼓舞した。

2016年の研究で、鉄剣の材料が鉄隕石であると確認された。しかし、その鉄隕石の起源と鍛造方法は不明のままでした。

それが、今月の『Meteoritics & Planetary Science』という科学誌に最新論文が掲載され、「剣」について一歩進んだようです。

ウィドマンシュテッテン構造オーストリア人の鉱物学者にちなんだ名称)とは、金属から成る隕石に見られる珍しい模様で、隕石に含まれるニッケルに起因します。この構造が、ツタンカーメン王の棺から発見された「剣」に残っていたのですね。鉄が超高温で熱されていたらウィドマンシュテッテン構造は消えただろうとチームは論文に書いているのです。なので、「剣」は、比較的低い温度、950℃(華氏1742度)以下で鍛造されたことを示すというわけです。

ツタンカーメンの墓から発見された「剣」の製造方法が一歩進んだようですね。確定はしていませんが。

ませた。