「日韓首脳会談」終わる

今日は5月8日、東京は曇りでしたが、明るかったです。最高気温は16度、最低気10度。

イギリスの新国王は「チャールズ3世」、新しいイギリスが始まりましたね。

日本では就任後初めて韓国を訪問した岸田首相が「日韓首脳会談」を終えて帰国した模様です。日韓関係は「改善」の方向に向かっているようです。

会談は2時間近く行われ、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領と岸田文雄総理大臣は、12年ぶりに再開した「シャトル外交」が短期間で本格化し対話が順調に進んでいることを歓迎し、両国間の改善の動きは軌道に乗ったという認識で一致しました。

そして最近の北朝鮮の核・ミサイル開発の活発化に大きな懸念を示し、アメリカを加えた日米間3国間の安全保障協力をさらに進める必要性で認識が一致しました。

また、両首脳は2国間の懸案をめぐっても意見交換がありました。日本の岸田総理は、「太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題に関連し、1998年の日韓共同宣言を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるとした日本政府の立場は、今後も揺るがない」との立場を伝えた模様です。

※1998年の日韓共同宣言…1998年10月8日に日本国内閣総理大臣小渕恵三大韓民国大統領の金大中が、1965年の日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約によって国交が結ばれて以来、過去の両国の関係を総括し、現在の友好協力関係を再確認するとともに、これからあるべき日韓関係について意見を出し合い、新たな日韓パートナーシップを構築するとの共通の決意を宣言した文書。