2023年夏の甲子園、東京代表決まる

西東京の決勝は29日神宮橋上で行われました。決勝戦の組み合わせは日大鶴ケ丘VS日大三高でした。試合経過は、序盤は投手戦が展開されたが、1―1の同点で迎えた7回1死二塁のチャンスに1番の古賀也真人二塁手(3年)が中前にタイムリーを放ち、勝ち越し。8回にも追加点を挙げて試合終了。結果は3-1で日大三高が19回目の甲子園出場を決めました。この結果西東京代表は日大三高となりました。

東東京大会は、30日神宮球場で決勝が行われ、手に汗を握る試合展開でしたが、12-6と大きく差をつけ、共栄学園東亜学園を下し、甲子園初出場の栄冠を勝ち取りました。この結果、東東京代表は共栄学園となりました。甲子園開幕は8月6日です。

試合は初回、東亜学園の先発・三浦 寛明投手(3年)の立ち上がりを攻めて共栄学園が2点を先制する。

 その裏、東亜学園も負けじと2四球から2死一、二塁のチャンスをつかみ、5番・三浦が左前安打を放ち1点を返した。

 共栄学園は3回、1死一、二塁のチャンスで4番・菊池 虎志朗捕手(3年)の左犠飛で1点を追加して3対1と再び2点差のリードとする。

 東亜学園は4回に反撃を見せた。1死から連打で走者を出すと、共栄学園は2番手・首藤 健介投手(1年)にスイッチ。東亜学園の9番・佐藤 海斗捕手(1年)の右二塁打で2点が入り3対3の同点となる。続く打者も死球共栄学園は3番手としてエースの茂呂 潤乃介投手(3年)がマウンドに上がるが、立ち上がり制球が定まらず押し出しで、東亜学園がこの回に逆転に成功し4対3とした。

 しかし5回、共栄学園は2本の単打と二塁打などで1点を返し、中盤の5回で4対4と両者一歩も引かない試合展開となる。

 共栄学園は6回に1点を加えて5対4としたが、東亜学園は8回に2点を奪って6対5と逆転に成功した。

 しかし、共栄学園は9回、土壇場で1点を返し同点。攻撃に勢いがつき、さらに6点を加え一挙に7得点。12対6と大きく試合をひっくり返した。