今年の司法試験受験者全員に朗報

今日は8月3日、東京は晴れでした。最高気温は35度、最低気温は26度。

法務省によると、司法試験委員会は3日、7月16日に実施した司法試験で
短答式試験の問題に、法令に反した出題が1問あったと発表し、この問題は受験者全員を正解として扱うと公表した。受験者にはとてもうれしいニュースですね。

今年の司法試験は7月16日から数日にわたって行われたが、データの集計は出ていないので、昨年の司法試験の実施状況を調べてみました。

法務省は2022年(令和4年)の司法試験に3082人が受験し、1403人が合格したと発表した。合格者の内訳は、法科大学院の修了者が1008人、法科大学院を経ずに「予備試験」に合格したことで司法試験の受験資格を得て合格した人が395人。法科大学院修了者のうち学部で法学を既習した人のコースの出身者は790人、未修者コースの出身者は218人だった。性別は、男性1014人(72%)、女性389人(28%)だった。

法科大学院別の合格者》

1位 京都大 119人 112人・ 7人 68%
2位 東京大 117人 90人・ 27人 61%
3位 早稲田大 104人 80人 ・24人 45%
3位 慶應義塾大 104人 89人 ・15人 57%
5位 一橋大 66人 57人 ・9人 60%
6位 神戸大 54人 50人・ 4人 49%
7位 大阪大 51人 42人 ・9人 46%
8位 中央大 50人 41人・ 9人 26%
9位 東北大 27人 25人 ・2人 56%
10位 同志社大 25人 20人 ・5人

合格者の平均年齢は28.3歳。最高は68歳、最年少は18歳。予備試験を経て司法試験に合格した人のうち1人は高校在学中だった。